子どもたちの歌(The Children's Song)

昔の小学生と今の小学生の話

リッパに育ちました。

長男が生まれるまでの話は、お手数ですがアメブロでお読みください。

 

長男が生まれてかのお話は、お手数ですがRAKUTENブログでお読みください。


***ここからは、小学生になった長男の話です***

 

小学校入学を目前に控え、親も子どもも不安が募るばかりの毎日でした。

 

親が思っている以上に精神的ストレスがかかっていたのか、チック症再発。

 

長男の場合、音声はなく、顔を歪めるだけでしたが、これいつまで続くのかなぁと思っていました。

 

夫婦では、顔歪める件は完全に無視し、普段通りに接するよう努めました。

 

長男の様子も、顔歪める以外は特に心配することも無く、小学校入学の入学準備を進めていました。

 

チック症はだいぶ落ち着いた頃に、小学校入学。

 

一安心したところで、小学校初登校。

 

保育園とはだいぶ違う雰囲気に、長男の多動症の傾向が顕著になり始める。

 

近所の子どもと一緒に学校に行ったはずが、マンションのロビーで一人で泣いているところを発見。

 

次の日から、妻が長男の手を引いて小学校へ登校することになる。

 

これが夏休みまで続きました。

 

5月の連休明けには、涙をいっぱい溜めながら「頭が爆発しそう」と長男に言われ、担任に相談したところ、特別変わったところは無く、お友達と毎日仲良く遊んでいるとのこと。

 

私は心臓を鷲掴みされるような思いでした。

 

クラス担任から、心配ならばスクールカウンセラーを紹介すると言われる。

 

ある日、小学校から帰ってきた長男に、「今日は誰と遊んだの?」と聞いても、遊んだことは話すが友達の名前が言えない。

 

仲良く遊ぶ子どもはいても、名前を覚えられないのか、名前を聞かないのかわからないが、とにかくお友達の名前が言えない。

 

スクールカウンセラーに相談し、医療機関にも相談しましたが、どこも「様子見ましょう」しか言わない。

 

こんな風に対応しましょうとか、こういう風に子どもの心を探ってみましょうと言った提案は全くありませんでした。

 

参考になったのはネットの情報。

 

毎日、学校から帰ってきたら、学校で何したか?、何があったのか?必ず聞くようにしてました。

 

小学生になってからは、熱を出したりしなくなったので、病気で学校を休むことはありませんでした。

 

ウチは夫婦ともにサラリーマンだったので、夏休みをどう凌ぐか頭の痛いところでしたが、妻の実家に甘える事になり、兄弟二人を約二週間預けました。

 

長男は夜になると寂しくなるのか目に涙を溜めてたようですが、必死に我慢して義母、義父を困らせないようにしていたと、迎えに行った時に聞かされました。

 

夏休みが終わり、学校が始まるとなんとなく落ち着いた様子が見え始め、友達の名前も少しずつ口に出るようになりました。

 

それまで学校を一日も休まなかった事を褒めると、「卒業するまで絶対休まない」と自分から宣言してました。

 

一夏過ぎると、まだまだ小さな体なのに逞しくなったような気がしました。

 

そうして、6年間があっという間に過ぎ、長男は本当に学校を1日も休む事なく、小学校を卒業した。

 

仲の良い友達と一緒に中学に入学。

 

部活は陸上に入り、文化祭では友達と演劇たりと、かなり充実した三年間を過ごした。

 

勉強は、1年生の時は中くらいのところをふらふら、2年生になり塾を進めたが自分で成績上げてから行くと言い、その通りに成績を上げ2年生の終わりになる頃塾に通い始めました。

 

部活はあまりパッとしませんでしたが、3年間きっちりやりました。

 

そして迎えた高校受験。

 

行きたい高校はあるようですが、どうなるかわからないけど、後悔しないようにして欲しい。